あそう村だより
かつお王国土佐の真中、小さな小さな吾桑(あそう)村から情報発信
盆ボケ

14日。大雨後の桜川の葦を撮る。ひところの大葦林から葉は削られながらも、根はしっかり張っている。洪水で「鯉はどうなったろうね」「鯉の滝登りよね」を聞きながら、ネットで見てみる。
中国の故事で生まれた世界らしいが、滝登りはないが、緩やかな流れを又登ってくるかもしれない。鮎の方がもっと気になるのだ。
15日。盆で帰ったH君に何年ぶりかでバッタリ。母に話すとH、K、Aさんちのお母ちゃん達の話しになり、物干し竿を持って、子どもを追い掛け回していたという。どこも、子どもが仰山で、男ばかりの所は、怒ろうにも足が速く、物干し竿だったと回想。自分も、昔の逞しい、元気のある家族を覚えている。
一方では、M君だ。帰省して庭先でハメに噛みつかれ、医療センターへ救急で運ばれたという。今は、本当に庭先でも気をつけないかん。
お盆の時期は、地域を考えさせる。
盆の提灯はやめて、1万円口にしようやの地域も出ていると聞いたことがある。仏さんはどんな気持だろう。昔、冠婚のお返し簡素化の運動があった。今は、高齢者が対象だけに、人情が廃れていくようで何だかいやな気持になる。地域に生きる文化、風習をもっと考えてみたい。
盆の帰省客で賑わう「かわうそ道の駅」の風景を見たいと、混雑する駐車場に入ったまではよかったが、帰路が、昔の感覚のままで、高速道に入ってしまった。
「しまった」はあとの祭り。土佐市の料金所のおばちゃんが、「そのまま、引返してもいいですよ」と声を掛けてくれたが、450円でコケニゲ。苦手な高速で、まさか須崎西から乗ることはあるまいと思っていたが。盆ボケだろうか。
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